高校受験英語の勉強のやり方を紹介します。
最近の高校入試の英語は長文読解が中心ですね。
それから東京では「英語を話す試験(スピーキング)」も始まります。
東京で始まるスピーキングテストが、全国に広がるのは時間の問題でしょう。
変化する高校入試英語の対策として何をすればいいでしょうか?
リーディングの練習法
英語の長文読解は高校入試でメインになってくる分野です。
たくさん練習して不得意にならないようにしたいですね。
長文の読み方(リーディング)のコツを紹介します。
英文の文頭から読む
長文を読むのに時間がかかる人が多いと思います。
時間を短縮するには、文の途中で戻らず一文を一気に読むことが必要です。
一文を一気に読むには、英文を頭から順に訳していくといいです。
例文 I went to a book store / to buy a new magazine.
この英文を文頭から訳していきます。
I went to a book store(私は本屋へ行きました)
to buy a new magazine.(新しい雑誌を買うために)
こんな風にスラッシュで区切りながら、戻らずに訳していきましょう。
これを『スラッシュリーディング』と言います。
長文で単語も覚える!
長文をスラスラ読もうと思うと、単語力が必要になってきます。
「単語をあまり知らないからダメだ~」と落ち込む必要はありません。
長文を読んでいると、分からない単語が出てくると思います。
そんなときこそチャンスです!
わからない単語にチェックをしたりアンダーラインを引いておいて、あとで『全訳』を見ながら意味を確認してください。
意味の確認をしたら、もう一度同じ長文を読んでみましょう。
分からなかった単語の意味がわかれば、覚えたことになります。
単語が分からないからと単語帳をつくるのはおススメしません。
長文を読む練習をしながら、単語力も付けると考えてください。
スピーキングの対策
今後、多くの高校入試でスピーキング試験が導入されていくでしょう。
中学校で機材がそろっているなら学校の授業で練習できますね。
では、自宅でスピーキングの練習をするにはどうしたらいいでしょうか?
私のおススメは『音読』です。
テストで急に英語で話すのは難しいと思います。
ですから、日頃から声に出して英語を読むことが大切です。
学校の教科書を読めば、授業の復習にもなりますね。
だんだんパソコンやスマホでスピーキング練習ができるアプリも登場するでしょうが、それまでは教科書の音読が有効です。
ライティングの練習法
ライティング(英作文)は、学校の授業での練習だけでは足りません。
たくさん書いて先生に添削してもらいながら上達してくものだからです。
そこでおススメなのが、英検3級のライティング練習です。
英検3級ではライティングのテストは、与えられたテーマで25字以上の英文を書くものです。
英文の構成なども身につくので、とても良い練習になります。
過去問や予想問題で練習して、学校や塾の先生に添削してもらってください。
リスニング対策
最後にリスニング対策ですが、これも英検3級のリスニングテストで練習すると良いでしょう。
ただし、最初は速くて聞き取れないかもしれません。
そんなときは英検テキストの『リスニング原稿』を先に読んで、原稿を見ながら聴くといいでしょう。
少し耳が慣れてきたら、原稿を見ないでもう一度聴くといいです。
もしそれでも難しいと感じるようなら、中学校の教科書CDを聴いてみてください。
よく知っている英文なので、聴きやすいと思います。
以上は、うちの子が志望校に合格した教材を参考にしました。