期末テストが終わったのに合わせるように
「冬期講習」のチラシが毎日入っていますね。
今日は1年生・2年生の冬休み勉強法です。
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冬休みは、わからなくなった分野を復習するチャンスです。
2学期は勉強内容が難しくなり、成績を下げる子が多いです。
同時にクラス平均も下がることが多いので、
1学期の成績を維持していればけっこう良いと言えます。
難しい問題を友達に聞いても分からないときは、
塾の講習に参加するのもひとつです。
しかし、まずは学校のもので復習するのがよいでしょう。
成績が下がったからといって、
市販の問題集を買うのはあまりおすすめしません。
学校の宿題(ウィンターワーク)も出るので、
消化不良になる可能性が高いからです。
中途半端になると何も身に付かないばかりか、
自信もなくします。
いくつかアドバイスをお伝えします。
すべて実行する必要はありませんので、
お子さんと相談しながら復習をすすめてください。
1、テストの直し
期末テストの直しはしましたか?
まだの人は今すぐ!ですね。
終わっている人も
1学期中間テストから見直しておきましょう。
冬休みに入る前に「何がわかって何ができていないか」を
再確認するためです。
1学期のテスト内容は、もう忘れている頃です。
忘れるのは脳の性質なので、ショックを受ける必要はありません。
復習して賢くなるチャンスと考えてください。
2、ウィンターワークは年内に。
宿題として学校からウィンターワークが出ると思います。
年内に1回目を終らせるようにしましょう。
大晦日や正月は遊びたいでしょうから、それまでに終らせます。
年が明けて1月4日~始業までに間違えた問題の2回目をしましょう。
3、苦手箇所は学校の教科書ワーク
期末テストで点数ががっくり下がった単元は、
冬休み中に復習しておきたいです。
期末テストの振り返りやウィンターワークの課題が出てきたら、
勉強計画を立てましょう。
「がんばる」「わかるようにする」などではなく、
何をどうやって復習するかが大切です。
反比例がわからない→ 教科書の問いをやり直してみる
電流の計算がわからない→ 図にまとめてからワークをする
江戸時代の改革が苦手→ 年表にまとめてからワークを解く
学校ワークをもう一度解くなら、ワークのページも書いて
何をするか決めておきましょう。
具体的に決まっているほど実行に移しやすいからです。
4、年末年始も8時には起床。
中1・中2のお子さんは高校受験の学年ではないため、
年末年始の午前中はずっと寝ている子が多いです。
前日に夜遅くまで長時間の特番テレビを観るからです。
もし年内に学校の宿題が終わらないようなら、
年末年始も午前中の1時間~2時間を勉強にあてましょう。
そして午後はスッキリした気持ちで遊べばOKです。
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