今日は今から準備しておきたい「入試過去問」について。
高校受験生向けの内容となりますが、
1年・2年生の保護者様も参考になさってください。
1、傾向と対策を知る手段。
私立高校は各高校によって、公立は都道府県によって
入試の出題形式がガラリと違います。
例えば、記号で答える問題が非常に多い県もあれば、
自分で答えを記述する問題がほとんどの県もあります。
地元石川は数学でも100点のうち40点以上が文章記述だったりします。
英語にしても、リスニングのあるなし、英作文のパターン、
長文読解の量など、はっきりとした特徴があります。
ですから、過去問をやらずに本番を迎えるのは無謀です。
それは地図も持たずに知らない土地に出かけるようなものです。
2、何年分やればよいか。
私のオススメは直近4年分です。
2年間分は「敵と己を知る」ために使いましょう。
時間を計らずに、自分のペースでじっくり取り組みます。
自分で採点し、作文などは学校の先生に添削してもらいましょう。
2年間分をやってみれば「敵(出題傾向)」を知ることができます。
「こんな感じなんだ・・」とわかります。
なかでも、正解しなかった問題が出てくることでしょう。
正解したこと、正解できなかったことが「己」です。
「己」の弱点が今後の課題となります。
ただし、一部まだ中学校で習っていないところは採点外とします。
時間を計る場合は、時間自由でやるのとは緊張感が違うことでしょう。
それが本番に向けての良い練習になります。
まだ過去問を購入していない場合は、
今のうちに購入しておくことをオススメします。
3、いつやればよいか?
やってみるのは本番1か月~2か月前くらいがよいでしょう。
私の地域は1月最終週に私立入試があるので、
冬休み前後に集中してさせます。
本命の公立は3月なので、私立入試が終わってからします。
1月に入試が始まる地域の方は、
12月中には始めておきたいですね。
もちろん、やりっぱなしではなく
解きなおしは必ずやっておきましょう。
過去問があまりできなくても、
解きなおしをすることで自信に変えてください。
学力はまだまだ伸びます!